日本食フォーラムに参加してきました

先日は柴田書店様主宰の「日本食フォーラム」に行ってきました(^^)

毎年開催されている一流料理屋さんによる研鑽会で、
とても勉強になるため、仕事と重ならなければ毎年参加しています。

トップバッターは美山荘の中東さん。
発酵食ブームを意識した「夏のなれずし　短期間仕込み」です。
本来は何ヶ月もかかるものを、約１週間で出来るレシピで作ってこられました。

２番手は天喜さん。
「ずいきの湯葉巻き胡麻汁」胡麻和えを再構築した椀で非常に美味しかったです。

よくTVにも出演されている菊乃井の村田さんは「太刀魚の無花果焼き」。
無花果と鶏胸肉によるお味噌は流石！という感じでした。

一子相伝、中村さんのにしん茄子を再構築した「茄子ご飯」は、
歯ごたえのしっかりした身欠鰊が際立った品の良い味でご飯とよく合っていました。

その次は私の好きな木乃婦の高橋さんによる「カマスの焼き物」。
横に添えてあるオイルにカマスの骨や杉を焼いたものを入れて香りがつけてあります。
いつもながら繊細なお仕事ぶりです。

朝粥で有名な瓢亭さんは家庭料理で定番の「肉じゃが」を料亭風に再構築されました。

普段お店でお肉を出されない山端平八の園部さんは「冷やしすき焼き」にチャレンジされました。
お肉の火の通し方と、お出しに工夫を凝らせた美味しい一品でした。

たん熊の栗栖さんは「鱧胡瓜」、丼用の出地しゅませた鱧に胡瓜ソースが掛かっていて、
ハッキリ、スッキリした味で美味しかったです。

終了後に懇親会を行った菊乃井さんのお料理もご紹介☆
心もお腹も満腹な１日でした(^o^)